June 20, 2013

Manoloで試行錯誤を繰り返す

日本からはるばるやって来た『内藤商事Manolo』を放っておくわけがなく、
Ravelryでパターンをあれでもない、これでもないと探し続けて結局少し前に購入してあった
ショールパターンでManoloの試し編みをしてみることにしました。

Topiary
by Michele Wang


Brooklyn Tweed BT Fall 11から大きさが選べるスカーフ(マフラー)/ショールパターンです。
18sts/10cmのWorstedが指定ゲージなのでManoloでちょうどいいかも知れないと思ったのでした。
29目28段を1パターンとし、その29目を何回繰り返すかで幅を決めることが出来ます。
私が今回購入したManoloの玉数だとパターンを3回繰り返す大判ショールには足りなくて、2回繰り返すミディアムショールだと
少し余るようです。 足りないよりは少し長さを足して編んでみてもいいかもなと思い、早速CO。







なんか嫌。
指定サイズの針を使って指定のゲージが出てはいますがなんか気に入らない。
最初のゴム編みもぐだぐだ過ぎて話にならないし全然ダメ。
針を変えてみたらどうだろうと思って、5mmから4.5mmに変更して仕切り直し。







う~~ん、5mm針の時よりはほんの少し良くなったような気もするけどまだなんか嫌。
しばらく編んでみてManoloはこっちの糸で言うWorstedではなくHeavyWorstedに近いのかなと思いました。
モリモリっと太い感じの糸なのでyarn overなんかがたくさんあるデザインのものだと、模様がちゃんと
出てくれないのかな。 ケーブル模様とかのが合うんだろうなきっと。
とっても好きなデザインなのですが残念ながらManoloには向いていないと個人的に判断し、別のパターンをまた探します。 
このショールは別のDK糸くなんかで編んでみようと思います。


前記事でManolo12番は7玉購入したのでウェアを編むには微妙かもしれないと書きましたが、
長袖ではなく半袖や5分丈くらいならイケるかもなと思って「Worsted/750-900yards」で検索をかけてみました(手持ちは合計875yards)。
この検索法は便利ですねー。 思っていたよりたくさんのウェアパターンがひっかかりました。
私の大好きな「トップダウン・シームレス」をクリアしつつ、これは着たいなと思うデザインを長時間かけて探して
決めたパターンはこれです。


Move By ANKESTRICK



長時間かけて探したのに、決めたのはずっと前からお気に入りに保存してあったプルオーバー。
後ろ襟からゴム編みで編みながら肩を増し目で形成、胸元をCOして輪にして編んでいくというパターン。
contiguous methodを使って袖を編んでいきます。


パターン購入後サラッと読んでからCOしようかなと思って目を通してみたのですが、
COと書いてある直後からさっっっぱり文章の意味が理解できず、5分くらいぽかーんとしてしまいました。
今まで読んできたVeeraさんやJojiさんのパターンとは書き方が全く異なっているのです。
きちんと「この時点での必要目数は何目」など記載はあるのですが、それでも何がどうなっているのか分からず・・・。
私の英語読解力の問題と言うよりも「編み物の知識」そのものが全て無になってしまったような感覚に陥り焦りました。


ま、結局は何回か読むことで理解はできたわけですが日本人の編み友曰く
「アメリカ人ではないデザイナーさんによるパターンだからじゃないか」と言うことでした。
なるほど何か納得。 というのも編み物を始めて最初に購入した有料パターンがArgoというカーディガンで
それも確かロシア人のデザイナーさんのパターンで、編み物始めたばっかりで知識も浅かったのもあって
全くパターンが理解できず凄く編みたかったデザインだったのにも関わらずCOすらできずに
そのままになっているのです。 あ、でもVeeraさんもアメリカ人じゃないよ・・・。
まいっか。



まぁ、今回Moveは幸い理解できたのでCOしました。 昨晩。
そしてこれ今朝です。






胸元をCOして全体が輪になり、今袖の増し目に入ったところです。
やっと軌道に乗って楽しくなってきたところです。
contiguous methodはdriftwoodなどで経験はあるのですがこのMoveを編み始めて、個人的に
私はcontiguous methodが苦手なんだと分かりました。 Veeraさんがよく使用するラグラン増し目と違って
編み目を綺麗に保つのが私のスキルでは限界があるというか、私の編み方に問題があるために
見た目が良くならないというか、うまく説明できないんですがラグラン増し目はもう少し楽にできる気がします。
多分「慣れ」だと思うんですけどもね。 







ぐだぐだ編み目、申し訳ないです。


Manoloの編み心地については可もなく不可も無くといったところです今のところ。
編む前は弾力性に富んでいるかと思っていたのですが、実際編んでみるとそこまでの伸縮性はなく
増し目をする時などは結構力がいるような。 この2日間で何度も編みなおしているので手が疲れているだけかな(苦笑)。
何度編みなおしても毛羽立ちが一切ないのは素晴らしいと思いました。

このパターンでなんとか仕上げられればいいなと思っています。



それにしてももうオクラホマは真夏のような暑さになってしまいました。
湿度もそれなりに高いので蝿が多くて困ります。
一瞬ドアを開けるだけでも蝿が家の中に入ってきてブンブンうるさいです。
毎日毎日10匹くらい殺ってますあいつらを。 ホント夏は嫌いです。




読んでくださってありがとうございます。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

No comments:

Post a Comment