March 30, 2016

靴下を編みちらかしています

2枚のBreathingSpaceを編み終えてしばらくRavelryを徘徊したり在庫毛糸を漁ってみたりした後、靴下を編み始めることにしました。 これまでしっかりと左右編んで完成させた靴下は3足。 そのうちの2足は知人に譲り、あとは編み始めては解きを繰り返しています。 手編み靴下のみを収納する引き出しを作るのが夢なのに、現実は全くそれに近付けていません(泣)。
それでも夢は諦めず編み始めました。





自分用のBreathingSpaceを編む予定だった組み合わせでのしましま靴下です。 もう少し幅のあるしましまのほうがSpeckle(つぶつぶ)の感じが良く分かるかなと思ったのですが、これはこれでカワイイので続行します。 2目ゴム編みで始めてしましまに入ってからはk3p1のリブ編みになっています。 使用している糸はKnitPicks Hawthorneです。撚りが強くて編地がかなりしっかりしています。 2.25mm針を使っていますが2.5か2.75でも良かったかな。 




もうひとつ翌日に編み始めた靴下もあります。












今まで靴下は全て履き口からつま先に向かって編んでいくトップダウンを好んで編んできました。 いろんなニッターの方々がつま先から(時に左右同時に)編んでいくのを読んだりして、「私はマジックループが苦手だしましてや左右同時編みなんて夢のまた夢だな」とそれに憧れながらもひたすらトップダウンで編んできました。
が、つま先から編むということの最大のメリットは「糸を無駄にせず左右均等にほぼ使い切ることが可能」という点だと以前から思っていて、1玉しかないソックヤーンや半端な物などを使うために思い切って挑戦してみることにしました。 すでに編み始めたトップダウンと同時進行で比較しながら。  

記念すべき初トウアップ靴下はOpalヤーンで。 
YouTubeの靴下編み動画を何本も観ながらどうにかこうにかつま先を編み、希望の目数まで増やしたらそれをミニ輪針に移し替えました。 ガセット部分の増目から踵、ヒールフラップまで思っていたよりもとてもスムーズに編むことができました。 Ravelryで探したトウアップのパターンがたまたますごく解り易いものだったので助かりました。 無事に踵部分が終了し現在履き口に向かって進んでいるところです。 私の足が小さいのか踵終了時点で100gあるうちの21gしか使用していなかったので、このまま半分使いきるまで編み続けるとひざ丈くらいになりそうなんです(笑)。 様子を見ながらどうするか考えます。











今回2種類の靴下で2種類の踵編みもしています。 Opalのほうはガセット、踵、ヒールフラップを作るおそらく最もポピュラーな方法。 KnitPicks Hawthorneのほうは側面からみると四角に斜めに線が入ったように見える方法。 RavelryなどではFishLipKissと呼ばれている技法とほぼ同じように見えますが正確にはFishLipKissではなく、以前に日本から取り寄せた靴下編みの本からの方法を使ってみました。 通常のFishLipKissには引き返し編みがありますが、こちらは減目と増目のみ使って踵を作るやり方です。 日本のソックニッターさんにはこちらのほうがポピュラーなんでしょうか? トップダウン、トウアップどちらで編んでも同じやり方で踵を作れるという利点があり、見た目もシュッとしてスマートだと思います。 

どちらも編んでいてすごく楽しいのでSecondSockSyndromeに陥ることなくしっかり完成させたいです。



March 27, 2016

姪へのBreathingSpace完成

自己記録更新の1週間で仕上げた2枚目のBreathingSpace、土曜日のお誕生会で渡すことができました。 翌日日曜日はイースターで家族集まってご馳走を食べたので、姪に完成品を着てもらって裏庭で写真を撮らせてもらいました。








息子は関係ないですがせっかくなので。


想像以上に素敵に着こなしてくれて、本当に嬉しいです(涙)。
見ての通り、手足が長いので何着ても似合います、羨ましい。 






身頃の丈を少し心配していて、ブロッキングも縦と横しっかり図ってピンで押さえて乾かしました。 結果、胸回りは計画通りぴったり80cmで身頃丈(脇下)は30cmと41cmに仕上がりました。 大きすぎず小さすぎず完璧なフィット感だと思います。 袖は本人の希望で半袖、初夏まで着るにはちょうどイイですね。 






糸は思っていたよりだいぶ余りました。 パープルがあまりに可愛らしいので、メインカラーとコントラストカラーを逆にして自分用にまた編んでもいいなと考えています。 グレーの方を買い足すことになるので今は保留にしますが。 以前にVeeraさんのGatheringStripesというキッズウェアのパターンを息子用に合計3回編んだことがありますが、このBreathingSpaceも同じようなことになりそうです。 ニッターが繰り返し編みたくなるパターンというのはとてもすごいことだと思います、やっぱりVeeraさん大好きだ。






気に入ってくれて大満足なのですが、自分用の第1号BreathingSpaceも含めて3週間で2枚のウェアを編んだことで正直疲れました・・・。 姪の誕生日プレゼントとして同じものを編もうと決めて糸をオーダーしたのが遅かったので、1週間しか編む時間がなくて家事もそこそこに全力疾走でした。深夜まで起きて編み続けるやり方は体調にも良くないので、もう少し時間に余裕をもって編み始めなければと思いました。  でも結果良ければすべて良しです♪




さすがに完全燃焼したので、週末はゆっくりと靴下を編んでいます。 


 

March 20, 2016

週末のお出かけと2枚目Breathing Space経過

土曜日に家族で少し遠出してきました。 車で1時間半ほどかけてタルサというシティへ。
タルサはオクラホマシティとほぼ同規模の都市で、音楽や芸術分野に力を入れていて映画俳優や歌手などタルサ(と周辺の町)出身の有名人はわりと沢山います。

家を出たのが朝9時過ぎ、タルサにつく頃には11時前とみんなそろそろお腹が空いてきたのでまずは腹ごしらえ。 下調べをしてあって行こうと決めてきたBBQレストランへ立ち寄りました。


朝10時半から午後2時半までのたった4時間しか営業しないレストラン。評判もすごく良くて混んでいるだろうと予想はしていましたが、着いてみて行列の長さにビックリ。待ちのリストも作らない、電話予約も無し、お客さんはひたすら待つだけです。 せっかく来たので辛抱強く待ち、30分ほど並んで中に入ることがきできました。 店内はライブミュージックが流れていて、店員さんもみんな楽しそうに働いていて、料理も全部美味しくて大満足のランチでした。 

ランチのあとはタルサの動物園へ。 少し肌寒かったのですが真夏に行くよりはずっと心地良かったかな。 2時間ほど園内を歩き回って結構疲れました・・・。 楽しかったけど息子もそろそろ動物園はもういいかなという歳になってしまったので(まだ7歳だけど)、次回は博物館とかそういう場所に連れていきたいなと思います。 

帰路につく前に寄ったのはもちろん毛糸屋さん。 
Loopsというそのお店はStephenWestさんなどがワークショップを開いたこともあるそうです(Stephenさんがタルサ出身だと知ったときはびっくりしました)。私がタルサに行くのは今回で3回目ですが、やっとLoopsに寄ることができて嬉しかった♪ 店内はすごくお洒落で落ち着きのある雰囲気でした(携帯電話を夫と車で待っていた息子に渡してあったので写真は撮れませんでしたけど)。 店員さんも店内で編み物をしていた方達もすごく楽しそうで、穏やかな時間の流れる場所でした。 是非また行きたい。
  




何時間でも居られるところでしたが、朝からのお出かけでみんな疲れていたのでそこまで時間はかけずに少しだけお買い物。 先日仕上げたBreathing Spaceも掲載されているVeeraさんとJojiさんのパターンブックInterpretations3のニット本です。 パターン集を買うなら絶対紙媒体でと思っていたのですが、イギリスから取り寄せるとなると送料なども込みでかなりの値段になってしまうなと保留にしていました。 Loopsで取り扱いがあったので迷わず購入。それと最近気になっていたHedgehogfibresのミニソックヤーン達。 かわいい靴下が編めそうです。


 


翌日日曜は溜まった洗濯物を片付けながらゆっくり編み物。
姪へのBreathing Spaceは袖分けが完了し身頃のShortRowsを開始するところです。 しましまが始まると可愛くてやっぱり止まりません。 姪のバースデーパーティーは1週間後なのでだいぶギリギリの完成になりそうですが、目安として今週末で袖分けまで出来れば間に合うかなと思って編み始めたので今のところ計画通りです。 

 

March 17, 2016

Breathing Space完成

2週間休まずひたすら編み続けたBreathing Spaceが完成しました。
袖編みに入ってからは目数も少ないし、元々袖編みは好きなのであっという間に終わりました。
昨晩編みあがったのが夜の11時を過ぎていて、もう眠かったので水通しは翌日にしようかとも思ったのですが、私は編みあがるとすぐさま糸始末をして洗ってしまいたいのでちょっと夜更かしして水通しまでやってしまいました。 おかげで今朝は眠かった。 
 


Breathing Space
By Veera Välimäki


プロジェクト数は毎日のようにどんどん増えていってます。さすがはVeeraさん。
私が初めて編んだウェアがVeeraさんのStill Light Tunicだったのもあって、私の中でわりと思い入れのあるデザイナーさんでもあるのです。 初めてラグラン増し目をした時の感動は今でもはっきりと憶えています(笑)。  

今回のBreathing Space、特に難しい箇所はなく(もちろんVeeraさんのパターンが明解だからです)、全体を通してすごくスムーズに楽しんで編むことができました。袖や身頃丈の変更以外はほぼパターン通りです。 袖の減目も少しだけ変更してあります。 
メインイベントとも言える袖分け後の身頃ShortRowsはあまりの楽しさに瞬く間に終わってしまいました。 その後は多少失速はするものの大好きなしましまでメリヤス砂漠を乗り越えました。




 
 
太い着画すみません。
 
袖と身頃は洗うとやはり縦に伸びました。が、心配していた襟ぐりは殆ど伸びずちょうどいい開き具合になったかなと思います。 今回は春先なのでこれくらいの袖丈にしましたが、冬用に思いっきり長袖にしてアルパカなどのふわふわ糸で編んでも素敵だと思います。
 


 
余談ですが、最近買ったアイロンです。 新しく買ったといってもそれまで使っていたものが壊れたわけではなく、コードレスアイロンが欲しかっただけです。 アイロンがけは私の好きな数少ない家事(笑)のひとつですが、既存のアイロンのコードが煩わしすぎて気が狂いそうでした。 まあ言いすぎですが、でもアイロンを動かすたびにコードが服をひきずってせっかく伸ばしたしわの上に新しいしわを作るという状態でして、夫にシャツにアイロンあててくれと頼まれても「コードがむかつくからヤダ」と言ってしまうほどでした(勿論やってあげますけど)。 
そして数週間前に思い切って購入したコードレスアイロン。 パナソニックの巻取り式、持ち運びできるケース付きです。 さすが日本製、かゆいところに素晴らしいくらいに手が届く。 ものすごく快適。 もっと早く買えば良かった。 好きなアイロンがけや編んだもののスチームがけがもっと楽しくなりました。
 
 
 

 
そして、完成の感動もそこそこに今朝すでに姪へのBreathing Spaceを編み始めました。
パープルの濃淡にうっとりしながら編んでいます。
 
 
 


March 14, 2016

Breathing Space身頃終了

今週は春休みのため息子の学校がお休み。 どこに出掛けるにも連れて歩かないといけないのは少し面倒ですが、そんなこと言っているうちにマミィと呼んでくれなくなって、ティーンエイジャーになっちゃって親となんか出歩かなくなってしまうので、今のうちに沢山デートしておかなくちゃと思います。 今日は気温が26℃、でも湿度は30%程度でとても気持ちのいい日なので息子と裏庭でシャボン玉を飛ばして遊んできました。 


Breathing Spaceは昨晩身頃編みが終了しました。 
しましまが終わってメインカラーのみになってからは、1段1段がとても長かった!
 




編み始めもそうですが、裾もパターンではk1p1 twist rib(ひねりゴム編み)ですが私は通常の1目ゴム編みに変更してあります。身頃の丈もパターンより3cm程短くしました。 身長が低いのであまり長いとバランスが悪くなるのと、洗ったらわりと縦に伸びると見込んでのことです。 
長いメリヤス編みが終わってあとは袖のみなので、ようやく完成が見えてきたかなというところ。姪へ同じものを編むための糸は巻き終わりスタンバイしているので、明日あさってにはこちらを編み上げて次に取り掛かりたいなと思っています。 明日、息子とその姪を映画館に連れていく予定なんですが、映画を観ながら編めたらいいのになといつも思います(笑)。 暗くて見えないだろうし、カチャカチャ編み針の音がうるさいだろうから勿論試みたりはしませんけど。





最近だいぶハマっているストロベリーマルガリータを持って裏庭で袖編み
(真っ昼間なのでさすがにアルコールはほぼ入ってません 汗)。

完成までもうひといき頑張ります。

 

March 10, 2016

2枚目のBreathing Spaceを編むための糸が届きました

VeeraさんのチュニックBreathing Spaceは現在身頃をグルグルと裾に向かってひたすら編んでいるところです。袖分けが終わり楽しみにしていた身頃のShortRowsがわりと早い段階で終わってしまい、今はただひたすら色を替えながら編み続けています。 しましまは大好きなので辛くはないですが、目数も裾に向かってどんどん増えるので正直失速はします。 それでも編み始めて1週間でほぼ身頃終了というのは、私にとっては脅威のスピードなのです。 
来週には完成させたいなという希望を持ちながら編んでいます。 

というのも、早くも2枚目のことを考えていて火曜日にEat.Sleep.Knitで糸をオーダーしてあって今日届いたからなのです。 3日で届くとは仕事が早いです。 
 





購入したのはMalabrigo Sock(写真上)と、Madelinetosh Tosh Merino Twist Light(写真下)です。 どちらもすごく編んでみたかった糸なので手に取ってみてとてもドキドキしています。 現在編んでいるBreathing SpaceのコントラストカラーとしてTosh Merino Lightを使用していますが、今回買ったTwist LightはTosh Merino Lightよりも撚りがあって、でもTosh Sockほどfirmな感じはなく手触りはすごく良いです。 メインカラーも同じTwist Lightにしようかと思っていましたが、使いたいパープルをMalabrigo Sockのほうで見つけてしまって「同じfingeringで撚りも似ているしいけるかな」とこの組み合わせでトライすることに決めました。 

2枚目のBreathing Spaceは自分用ではなく、姪への誕生日プレゼントです。
白い肌に濃いパープルがきっと映えるだろうと思っています。サイズは一番小さいXSで編めばいいかなと思いながら彼女の胸囲を測ってみたら(住居が近いのです)、XSじゃちょっとピチピチっぽいけどSだとぶかぶかになりそうな感じでした。 間をとって32インチ(80cm)に仕上げるのを目標にしながら編んでいこうと思っています。
 



明日にでも巻いておく予定です。 
週末はたくさん編めるといいな。

 

March 8, 2016

Veera Välimäki 『Breathing Space』COと全解きをひたすら繰り返した1週間

久しぶりの更新です。 いつもそんなに頻繁な更新はしていませんけれども、いつも覗きに来てくださっている方々、ありがとうございます。 今週はずーっと雨模様のようで、今もしとしとと雨が降っています。 静かなな雨音は心地良いので好きですが、オクラホマの春の雨はそうはいかず、これから激しい雷雨になるとの予報でした。1日引きこもっていたいのですが、夕飯の買い物とか息子を学校に迎えに行ったりとかしないといけないので平日はそんなにゆっくりもしていられないです。

さて、前回の記事で色々と編み散らかしたスウォッチの中から結局Veeraさんのチュニックを編むことに決めたのが先々週の日曜日。 喜び勇んでCOしたのはいいのですが、なんだか思っていた感じと違うなぁと全解きし(せっかくスウォッチ作ったのに)、あーでもないこーでもないと先週ずっとやり直しを繰り返して行き着いたのはこんな感じ。




使用するはずだった糸は全く使っておらず、それどころかIsabellさんのプルに使う予定のピンクをメインカラーにしてしまったという状態・・・。 当初の予定どおり黒をメインに編みはじめたら、なんだか班が強すぎて騒がしい感じの編地になってしまったのです。




こんな風に。 これはこれでユニークで素敵かなと思ったのですが、着るにはなんだかなぁとモヤモヤしながらしばらく編んでいましたが結局解きました。 そして、ピンクをメインに在庫のtosh merino lightをコントラストカラーに入れながら編み、現在に至ります。 ピンクは春らしくて可愛いですが、やっぱりダークバージョンも欲しいので新しく黒っぽい糸を探してみようかなと思っています。 うーん、編み物って本当に毎回思ったようにはいかないですねー。 色々と試行錯誤するのも楽しいんですけどもね。