April 14, 2016

そして陥るSSS

4月も半ばに入り、オクラホマの天気予報に雨マークが並ぶようになりました。オクラホマの春は気温も天気も変わりやすく、体調管理が一番難しい時期です。 現に昨日から息子が咳をし始め今朝は少し熱もあったので、大事を取って学校はお休みさせました。 コンコンと乾いた咳を繰り返すのを聞いていると本当に可哀想になります。 本人はいたって元気で、テレビゲームしていいか、YouTubeで動画観ていいかと学校を休んだのをいいことに週末にしかできないことをやろうとしています。 ほんの少しテレビを観るくらいならアリですが、さすがにゲームはさせたくないかなぁ。 

さて、相変わらず靴下熱は下がらず毎日小さい輪針でちまちまと編み続けていますが、予想通り(?)SecondSockSydrome(2本目の靴下が編めない症候群 笑)にまんまと侵されています。


左:Opalヤーン 中央:Hedgehog Fibres/KnitPicks Stroll Bright 右:Drops Fabel

SSSのお手本のような見事な片方のみだらけ。 自慢することではありませんが、それぞれ全く異なる編地なのでとっかえひっかえ編んでいるとすごく楽しいんですよ・・・(苦笑)。 全部使用する針の号数も違うので「これを編み終えないとあれが編めない」という事がないのです。 それがSSSを引き起こす1番の原因でもあるのですが。 まぁ、結果的に全て編み終えられればそれでいいかなと気長に気の向くものを編んでいます(開き直り)。 

上の写真の右の編みかけが直近でCOした編み込み靴下です。 ニューヨークのデザインカンパニーPurlSohoからの無料パターンPixelStitchSocks。 2種類の糸を1目ずつただひたすら交互に編んでいくだけのシンプルな編み込みですが、その編地の表情がとても可愛らしい。 が、例によってガセット形成までの段数を調整するのにてこずり、踵まで編み終えた時点から解いてやり直すこと2回。 2回目の編み直しはガセット部分で、たった2段編み足すためだけに出来上がっていた踵を解いたのでした。 なんかもう解いて編み直すことにそこまで抵抗を感じることは無くなってきました(笑)。 




でもその「たった2段」がつま先から踵までぴったりパーフェクトにフィットする靴下を編むのを左右します。 段数、目数をしっかり書き留めてもう片方を楽に編めるようにしてあります。  さすがに3種類も違う靴下をCOしてしまったので、これ以上新しい靴下を編み始めるのはやめて、3足しっかり仕上げてから次に行こうと思います。 この3足が終わったら何かウェアでも編もうかな。 


 

おまけ

2週間ほど前からずっと夫に頼まれていて、昨日ようやく焼いたレモンケーキです。
ベイキングは全般好きですがパウンドケーキは「好きだけど苦手」なほうです。 しっかり膨らんでくれないと悲しくなるからです。 「あんなに頑張って粉もふるって、バターも分離しないように湯煎にかけながら卵と混ぜて、オーブン内の温度にも気を使ったのに膨らんでない!!」と泣きたくなるからです。 今回もそんなに膨らんでませんが、オーブン買い換えたばっかりで(2ヶ月は経ってるけど)クセをまだつかめてないから今回は良しとしてます。 美味しかったし。 


あー明日やっと金曜日。 
今週末はずっと雨模様なので家族で引きこもり決定です。

 

April 5, 2016

靴下編み熱さらに上昇中

突然靴下編み熱に罹った私はここ1週間ほど毎日靴下を編むことばかり考えて、Ravelryでも靴下のパターンばかりを読み漁り、kindleで無料の靴下編みの本がないかと探してみたりその症状は悪化の一途をたどっています(笑)。  特につま先から編むことに挑戦し始めてからはその楽しさに更に目覚め、ほぼ毎日マジックループでのcast onを練習しています。
 



Opalで編んでいる第1号トウアップ靴下は片方が完成、もう片方にとりかかりました。 2.75mm針で合計64目なので少し大きいかもしれないと思いながら履いてみましたが、それを考慮して全体に入れたリブ編みのおかげで適度に伸縮して足にきちんとフィットします。 嬉しい。 さすがに100g玉の半分使いきるほど編むとニーハイになりそうだったので、ある程度のところでやめておくことにしました。 もう片方も早く完成させたいです。

もうひとつのKnitPicksで編んでいたほうは、残念ながら解きました。 撚りが強すぎて2.25mm針で編み続けるとかなりキツキツになりそうだったのでメリヤスでやり直すことにしました。 代わりに別の糸でシマシマを編んでいます。
 



Opalのほうを早く仕上げてしまえばいいものを、在庫のソックヤーンを見るとどうしてもこの組み合わせで編んでみたくて結局始めてしまいました。  2週間ほど前にタルサの毛糸屋さんで買ったHedgehogFibresのソックヤーンのミニかせと、手持ちのKnitPicksのネオンカラーソックヤーン。 ピンクがまぶしいのです、つま先と踵を編むときは目がチカチカして大変です。 ミニかせはひとつ20gでグレー(Graphite)と班染め(Boom Box)を2かせずつ購入しました。 つま先、踵、履き口のリブをピンクにすることで使い切ろうという計画です。  

今回は踵編みでかなり苦労し3回編み直し、そろそろ糸が毛羽立ってやばいなというところでようやく落ち着きました。 というのも最初は何も考えずにFishLipsKiss方式で編んでみたのですが、何だか全然しっくり来ず次に全体の長さを変えて(長くして)再度FishLipsKissに挑むも、またしても履き心地に不満。 それならと3度目しましまを20段ほど解いてガセット増目後、ヒールフラップのある踵編みに変更しました。 しかし、ガセットが深すぎるのに納得いかず目数を計算すること数時間、ようやく満足できる形の踵を作ることができました。

踵編みを何度も繰り返して分かったことは、足の形によって適切な踵編みの方法も変えたほうがいいという事でした。 ヒールフラップ方式もFishLipsKiss方式もどちらもメリット・デメリットがあり、どちらを編むかはもちろん編む人の好みですが、私の足について言えばヒールフラップ方式のほうがガセットにマチがある分心地良くフィットします。 でもFishLipsKissの既製品のようなスマートな見た目も好きなのです。 針の号数や使う糸、目数をかえて研究(笑)を続けようと思います。(でもしばらくは計算面倒くさいから近いうちぼちぼち・・・) 
 



やっぱり班染めはかわいいですね。 多くのニッターさんが夢中になるのも納得です。
ただ1かせが恐ろしく高価(28ドルとか。ToshMerinoLightの21ドルが安く感じる)のでおいそれと買えないのが痛い。 1かせ9ドルのミニを買うのもかなり躊躇した庶民な私は、先週NordicMartのセールで1玉2ドルの激安ソックヤーンを買って到着を楽しみにしているところです(笑)♪