May 2, 2013

Reusing yarns

今年に入って仕上げたHoorayCardiganがのびのびケバケバで大変なことになっていました。
仕上げてからほぼ毎日家でも外でも着まくってたので当然なのですが、
さすがにもう着て歩けないなと思ってボタンだけ外して処分しようかと思ったのです。

が、解いて洗ったらもう1回だけなら使えるかもしれないと思ってトライしてみることに。
カーディガン1着分を解くのだけでも数時間かかりました。 
ボタンの場所や袖が始まる所などは糸が別だし、始末してある糸の端を探して解くのは
本当に大変な作業でした。



もっさーーー
 
 
この辺りで大変なことやらかしてしまったと、軽く放心状態になる私。
でももう解いてしまったものは仕方ないのでウール用の洗剤を少し混ぜてキッチンシンクで
ワカメ達を洗います。 洗うって言っても本当に軽く押したり揉んだりしただけですけど。
糸はウールとアクリルの混合なので安心して?洗うことが出来ました。







15分くらいつけ置きした後に絞って、バスタオルにくるんでそれを足でぎゅっぎゅっと踏みながら
水気を取る作業。 なんか本気でワカメなんかを作っている水産業者になった気分。
(どんな風にワカメを加工するのかは知りませんが)

水気を取った糸をバスルームに持って行ってタオル掛けで干します。
使った金具はキッチンの軽量スプーンなんかをかけておくS型のフック。 沢山あって半分以上
使っていなかったんですが、意外なところで活躍してくれました。

 

美味しくなーれ(違う)


解いてかせにしたときに各50gずつくらいになるように巻いたつもりですが、当然みんな同じ量では
無いため乾くのにかせによってかなりの差が出ました。 ひとつはぽたぽた水がしたたっている横で
ひとつはもう半乾きになっていたり。  翌日になれば全て乾いていましたけど。

乾いたら今度はスチームです。 スチームをあてる作業は個人的にとても楽しかったです。
スチームをあてているのを間近で見ていると、糸がもこもこっと動いてふわ~っとなって最後に
シャキーンと真っ直ぐになっていくのはずっと見てて飽きませんでした。



左:スチーム前  右:スチーム後

ここまで来るともう少し。 あとは「巻き」の作業。
ここでまた問題が。 私「巻き器」を持っていないので手で巻かないといけないんです。
KnitPicksで20ドルという激安で販売しているんですが、それだけ買って送料取られるのが嫌なので
次回KnitPicksで糸を買うときに一緒に買う予定です。
今はひとつひとつ手で巻きます。 偶然youtubeで見つけた「中央から糸が出るように手で巻く方法」の動画が
すごく役に立ちました。 







ちょっと画質悪いですがシンプルで分かりやすいので貼っておきます。
で、私も実践。




巻き巻き


使った木の棒は多分息子のおもちゃのひとつだったのではと。
積み木かなんかのピースで、餃子の皮を作るときなんか用に小さい棒が欲しくて
こっそり拝借したのです。  



そして巻き巻きすること約15分(1かせ)。









わーい、中心から糸が出てくるー。
この巻き方は知っていると得だと思います。 いや、巻き器買えよってことですけどね。
まーまー、そのうち買いますよ。 

巻きの作業はこんなのがあと7回くらい繰り返されるわけですが、糸の再利用なんて滅多にしないだろうし
何事も経験です。 今回もまた経験値が増えました。


あ、あと未使用の糸と再利用の糸を比較もしてみました。


左:未使用糸               右:再利用糸

分かりづらい。 
再利用糸のほうがスチームしたのもあって、未使用糸より若干ふっくらして見えます。
編むには問題無い程度だと思います。  

この作業まあ楽しかったです。 スチームあてが特に。
糸を大事にするのはいいことですね、糸代もばかにならないし。
でも多分しばらくやらないな。  疲れました。 


さて、これで何編もうかな。







読んでいただいてありがとうございます。

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