January 28, 2014

Ravellenic Games 2014の準備をしてみる

私がRavelryを知ったのは先のロンドンオリンピックが開催された2ヶ月後だったので、
もちろんRavellenic Gamesにも参加しなかったのですが、今年の冬季オリンピックと同時に開催される
Ravellenic Games 2014には参加してみようかと思っています。
参加の仕方やルールなど全く無知の状態だったので、Ravelryのスレッドを読みまくってきました。
要は「オリンピック開催期間中にCO(編み始め)からBO(完成)まで行う」ということですよね。
Ravelryには世界各国のニッターさんがいらっしゃるので、実際のオリンピックのように国ごとにチームを組み
競技(編み物)に参加する方法と、編み物のプロジェクトページにタグをつけることによって
個人で参加する方法があるようです。
私は日本人ニッターさんKALのスレッドから参加させていただくことにしました。

参加するにあたって競技部門(何を編むか)を決めなければいけないのですが、
私は昨日一日(Line Breakを編みながら)ひたすら考えて、ショールなら2週間ちょっとの開催期間中に
編み上げられるかなと思いStephen WestさんのショールBarndomを編むことに決めました。
 (Stephenさんってオクラホマ出身ですよ実は。 ま、余談ですけど 笑)

 


最近の彼のデザインはとても奇抜で、私が身につけるには勇気もファッションセンスも足りないのですが
このショールなら、ユニークながらも普段使いできそうなので今から楽しみです。
糸は手持ちのValleyYarns Huntingtonを使用します。  WEBSで購入できますよ♪→ 







マスタード・チャコールグレー・ナチュラルとこれ以上ないくらい私の大好きなカラーコンボです。
これから着るにはちょっと「秋色」過ぎかなとは思いますが、好きな色に季節は関係無い。と言い聞かせてます。

オリンピック開幕はアメリカ・オクラホマ時間だと2月7日金曜日の午前10時です。
朝起きて10時から編み始めるってなんかいいな(いや、その前に家事とかやりますけど)。
それまでに糸巻きやゲージチェックなどやっておかないといけませんが、同時に色の配置も
考えておかないとなと思ってます。 

 

手描きでしょぼいですけど「イメージ画」


マルチカラーのデザインってどの色をMC/CCにするかで雰囲気が随分変わってくるので、
配色を考えるのって結構大事な作業ですよね。  楽しい時間でもありますが。
開幕までに今ある編みかけを出来るだけ編み進めようと思います。


 

January 27, 2014

簡単Cable needle holderがとても便利です





Hold My Cable Needle Please
By Jody-Sallese Mason


Ravelryで見つけたすごく実用的なCable needle holderを編みました。
ケーブル編み用の小さい針って、私いつも編みながら口に加えたりしばらくケーブル編みが必要ないときは
テーブルに置いたりするのですが、リビングのカウチで編み物をするときはこのcable needleの置き場所が無くて行方不明になります。
大抵カウチの中(クッションの奥深く)に行ってたり、飼い猫が遊んでカウチの下に落ちてたり。

 



両端をガーター編み、中央にケーブル編みを平編みしていき最後にリング状につなげて完成です。
で、cable needleを写真のようにケーブルが交差しているところに刺して保管し紛失を防ぐ。
地味ですがすごく便利です。 交差を編むとき左右どちらを上にするかで、使いやすさも個人で決められます。
あと私はパターンより2目少なく編んで全体の幅を少し狭くしました。
半端糸ですぐ編めるのもいいです。 私は以前ショールを編んだTosh SockのMicaを2本取りで編みました。
 




ちょこちょこ編み進めている風工房さんのケーブルプルと。
ケーブル編みが好きでよく編まれるニッターさんはこれをひとつ作っておくと便利ですね。

今日月曜日はミステリーKALのClue3配信日ですが、私はClue2が終わった時点でちょっと問題が。
これからClue3を編み進めるとなると32インチケーブルでは短くて、40インチに変更しなければ
いけないのですが、手持ちの40インチケーブル2個がどちらも編みかけに使用中(泣)。
仕方ないので先にLine Breakのほうを集中して仕上げようと思います。
編みかけをいつまでもダラダラ置いておくからこんなことになるんですよね、猛省。




 

January 23, 2014

【Boxy】進みません・・・

Tosh Sockで編んでいるプルオーバーBoxyが思うように進みません(泣)。
前回記事にしたときのBoxyはこうでした↓



で、今こう。




長さがほとんど変わっていません。

というのも、楽しく編み進めていたのですが2かせ目に入ってしばらくして、やっぱり「かせとかせの切り替わり」の段が
すごく気になってしまってどうしようも無くなったので、2/3ほどガーッと解きました。
そして全てのかせをそれぞれ半分にして巻きなおし番号とアルファベットをふってみました。





A-2は最初のかせの後半、B-1は2かせ目前半という感じです。
で、それらを混ぜて編んでいくことで「かせの切り替わり段」を目立たなくしようという試み。
かせを2つずつの玉に分けたので、当然後々の糸始末も多くなるのですが
完成後に「ああ、やっぱりこの部分やだな」と後悔するのが嫌だったので、ちょっと手間をかけて
納得するまでやることにしました。


 

でもなんだか無駄だったような気がしないでもないです。
時々現れる物凄く濃いグレーが主張し過ぎているように見えるのですが、そこはもう手染め糸の
特徴、愛嬌ととらえてこのままいくしかないのかな。 嫌いじゃないんですけどね。

今月末までには仕上げたいなと思っているのですが、難しいかなー。
KALのショールもまだClue2編んでないし。 

とにかく今はメリヤスをひたすら編むのみ。


 

January 17, 2014

Follow Your Arrow : Clue 1 〈WIP写真注意!〉

今週月曜日から始まったミステリーKAL「Follow Your Arrow」。
毎回2種類の編み方が掲載されていて、好きな方を編んでいくことで合計32種類の
ショールになるユニークなミステリーKAL。 


Follow your arrow mystery kal
By Ysolda Teague


2500人以上のニッターさんが参加しているのがスゴイですね。
私も最初の配信をとても楽しみにしていたのですが、今週始めは早朝起きの用事があって忙しく、
午後は疲れて家事を片づけるのがやっとでKALどころかBoxyにすら手を付けることができませんでした。

昨日木曜日ようやく落ち着いたのでコーヒーを淹れてゆっくり編み始めることができました。
この先はネタばれ注意ですのでよろしくお願いします。


January 11, 2014

Dream in Color Smooshy

編み物を始めてまだ一度も経験の無いミステリーKAL。
デザイナーから数回に分けてパターンが届き、ただそれに従い編んでいくまさにミステリーニット。
試してみたいと思いながら機会がなかったのですが、今回すごく興味深いミステリーKALの企画を見つけたので
どうしても試してみたくてパターンを購入しました(最初の配信は月曜日)。


Follow your arrow mystery kal
By Ysolda Teague



5回に分けられて送られてくるパターンにそれぞれ2種類の編み方が記載されており、
どちらを選ぶかによって仕上がり作品が決まる。というコンセプト。とてもユニークです。
合計32種類にもなるそうで、ほかのみなさんがどれを選んでどんな作品になったのかを見るだけでも
とても楽しいものになりそうですよね。



さて、このKALに使用する糸も新調したのですが、それが今日届きました。
前から使ってみたかったDream in Color Smooshyです。





 
 
 
私にしては珍しいピンク系です。
最終クルー配信が2月10日とあるので、春先にも似合う色にしようかと思ってこの色にしました。
Magic Orchidという落ち着いた感じのピンクです。 黒やグレーの多い私のワードローブに
アクセントになるような作品になるといいな。
 
 
 
1かせでなんと450ヤード(411m)もあるのですよ。 レースの多いショールとかなら1かせで
充分ではないかと思います。 今回参加するKALでは約700ヤード使用するそうなので2かせ購入しました。
手染めですがそこまで色ムラがないので、メリヤスだらけのウェアなどを編んでも編地がガチャガチャしなさそうです。
手触りは思っていたほど柔らかくはないですが、ショールになる予定なのでいいかな。
 
 
で、ゲージを取るなりしてみようと思い糸巻きを開始しました。
残りのTosh Sockも巻いておかないといけなかったのでね、いっぺんにやってしまおうと思って。
 
そして巻いてたらこうなりました。
 
 
 
 
 
えーーーと・・・普通にかせをかせくり器にセットして、玉巻き器でぐるぐるやってただけなのに
気付いたら物凄く絡まって仕方ないからかせくり器から外して、でも更にぐじゃぐじゃになって
最終的に解きながら手で巻いたっていう。  なんでこうなったんだろう。
半泣きで絡まってるのを直してるとき、オンになってたiTunesからRobin Thickeの「Never Give Up」て曲が流れてきて
余計泣きそうになりました(笑)。
 
気を取り直して2かせ目をかせくり器にセットして巻き始めたら、またも同じようなことが起きてしまい
またしても手で巻くことになってしまいました。
 
 
 
 
収集つかなくなるほど絡まないようにかせくり器を床に置き、手で巻きました。
なんだろう本当に、私のかせくり器へのセットの仕方が悪いのかなんなのか。
糸のページを読むと何人か同じようなことをコメントしてる方がいました。
「色はドリームだけど巻くのはナイトメア」みたいな。 ホントそう。
 
「まだ糸巻いてんの?」と心配した夫が部屋にやってくるくらい長い時間をかけて巻き終わり(なんせ1かせ411m)、
再度糸巻き器で巻きなおしてようやく終了。
 
 
 
 
糸選びに失敗したかもしれない不安がないわけではないですが、
初ミステリーKAL、初Ysoldaさんパターン、初Dream in Colorと初めてだらけのプロジェクトなので
楽しみのほうが大きいです。  頑張ります。
 
 
 



January 10, 2014

【Boxy】 Tosh Sockは2かせ目

Madelinetosh Sockで編むプルオーバーBoxyは、まだまだメリヤスの大海原を航海中です。
一昨日2かせ目に入り、編地を楽しみながら編んでいます。




天気が思わしくない上に夕方に撮ったのでこれが限界です。
写真撮影用にライトボックスとか欲しいのですが、さすがに編み物の写真のためだけに
ライトボックス購入っていうのもなぁ。 しかも下手だし(写真も編み物も)。

それは置いといて、Fingeringという細い糸ですが少しふんわりした感触のおかげで
とても楽しく編めています。 数段ごとに編地を眺めてみたりも。




手染め糸ならではのムラは私はわりと好きなんですが、心なしか2かせ目のほうが最初のよりも
少しアグレッシブ(笑)な色ムラのようで、仕上がり全体に影響しないか微妙に心配だったりもします。





身ごろが終わればひと段落するかなと思うのですが、編んでて楽しい糸なので
編み終えたくないような・・・でも仕上げて早く着たいのもあるし。 という多分ほとんどのニッターさんが味わうジレンマ。


でも、来週月曜日からは私が初めて挑戦するミステリーKALの1stクルーが配信されるので
それまでに身ごろの殆どを終わらせておきたいなと思います。


January 6, 2014

Tosh Sockで【Boxy】始動

編みかけをいくつか抱えてはいますが、年末に買ったTosh Sockが四六時中私を誘惑してくるので
昨日とうとう編み始めてしまいましたJojiさんのBoxy。
物凄い目数でのCOですでに弱音を吐きそうでしたが、なんとか軌道に乗ってきました。




Boxy
By Joji Locatelli


思えばこのBoxy、約1年前にパターン購入後KnitPicksの糸で編み始めたはいいものの
自分の思っていたものと全く違っていて、全部解いてしまっていました。
もともとダークカラーで編もうと思っていたのですが、このTosh SockのDr. Zhivago's Skyという色を毛糸屋さんで
見つけたとき、私の理想のBoxyの糸はこれだ!と即決しました。
そして編んでみて、やっぱりこれにして良かったと思っています。




淡いグレーからチャコールグレーへの流れの中に所々で現れる濃いブルー。
Dr. Zhivagoというのは確かロシアの作家が書いた小説の登場人物だと思うのですが、
この糸の名前を付けた理由を知るべく、その本を少し読んでみたいような気持ちになったりもします。

気の遠くなるようなメリヤスの大海原航海はまだ始まったばかりなんですが、糸の手触りや色や
編地の表情が素敵過ぎて全く苦になりません。 むしろ楽しい。






私の2度目のBoxyへの挑戦、完成させることができますように。







今日は朝から飼い猫がとても甘えん坊で、家中私をストーキングしてきます。
普段は膝になんか乗りもしないのに今日は私の足元で「ニャアニャア」膝で寝かせてと要求。
自分からは乗ってこないとこがいじらしかったり。
おかげで今もまともにキーボードが叩けません。 でもカワイイ。


大好きなおもちゃで少し遊んであげてから編み物をすることにします。


January 3, 2014

【 Côte-Nord Cap】finished

2014年最初の完成品はInterweave KNITS Winter 2014からの帽子です。
元旦に編み始めて翌日には完成、ブロッキングも完了しました。




 Côte-Nord Cap
By Amy Christoffers



初めての自分用帽子です。 パターンがものすごく楽しくてあっという間に編めました。
パターンはチャートですがとても憶えやすいので、見ながら編む必要はほとんどありませんでした。
前記事で書いたように苦手なフランス式に少しでも慣れるために、ケーブル編みが無い段は
出来るだけフランス式で編みました。 さすがにダブルポイントニードルを使うときは無理でしたが。




この帽子は是非違う色でも編もうと思います。
ソリッドカラーではなくてMalabrigoなど色に流れのある糸で編んでも可愛くなりそう。
今回のBerroco Vintageも色は涼しげで綺麗なんですが、糸割れしやすいのでそこだけマイナス。
次回編むときは暖色で編みたいです。 100gかせの糸が40gも余ってしまいました。
どうしましょう・・・。



iPhoneカメラですが、着画もいちおう。




ぼさぼさ髪ですみません。

パターンの変更は一切していません。 リブ部分がわりと長いので、そこを折り曲げてかぶっている人も
たくさんいました(見本写真でもそういう着用でした)が、私がやるとなんか変だったので
折り曲げずにそのまま。 頭頂部に少しゆとりがある感じが気に入ってます。




数日後にはまた寒波がやってきて寒くなるそうなので、これかぶって買い物行きます。



 

 Côte-Nord Cap By Amy Christoffers

Yarn : Berroco Vintage™    217 yards / 100 grams

Worsted / 10 ply  50% Acrylic, 40% Wool, 10% Nylon
Color : Gingham
Yardage : 60 grams 0.6 skeins = 130.2 yards (119.1m)

January 1, 2014

一年の計は元旦にありということで

新年あけましておめでとうございます。
今年も全てのニッターさんが楽しく充実した編み物ライフをおくれますように。


アメリカの元旦は普段の日常とまったく変わりません。
テレビをつけてどのチャンネルも新年の挨拶CMだらけっていう日本の正月が恋しくもありますが、
ここに住んでいるので仕方ないです。  

年末までに仕上げたいと思っていたLine Breakは、クリスマスあとの掃除やらで結局完成にはいたらず
持ち越してしまったわけですが、まぁ焦って編むと絶対間違うのが私なのでゆっくりマイペースで
編んでいくことにします。  Line Breakは表編みしか使わないパターンなのですが、延々と続くガーター編みをしながら
ふと「2014年の編み物の目標のひとつとして、フランス式に慣れてみようかな」という考えが浮かびました。
編み物を初めて今までずっとアメリカ式で編んできて、何度かフランス式にもトライしたことはありますがいつもしっくりこなくて
「やっぱりダメだ自分には向いてない」と投げ出してしまっていました。

フランス式が正解でアメリカ式が不正解というわけではないと思うし、自分が編みやすいと思うスタイルで編めばいいのでしょうが
いかんせんアメリカ式は糸をかけるたびに右手が大きく動くので、その分時間がかかって
メリヤス編みにもかなりの時間を費やしてしまうんですよね。 
新しい年になったことだし、ここはひとつ気持ちを入れなおして真剣に(でもストイックになり過ぎないように)
フランス式で編む時間を増やしてみようかなと思って帽子をCOしてみました。
前置き長かったですね、すみません。
 

大好きなフラペチーノと

Côte-Nord Cap
By Amy Christoffers


今まで帽子はいくつか編んできましたが、自分用にはひとつも編んでいません。
Interweave KNITSの最新号に掲載されている帽子がとても可愛くて是非自分用に編もうと思っていました。
ひとかせだけ持っていたBerroco Vintageのターコイズブルーの糸で編んでいます。

フランス式に慣れるために編むパターンではないような気がしますが(ケーブルも入ってるし)、でも意外と苦痛に感じることもなく
今のところは編めています。 ですが、ケーブル編みがある段だけはどうしてもアメリカ式じゃないとまだ無理みたいです。

今年1年通して長いスパンでフランス式に慣れていって、最終的にどちらの編み方でも大丈夫っていうくらいになるのが
目標ですが、うまくいくかどうか。  1年後に「目標達成できました」って言えるように(ゆるく)努力したいと思います。